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皆さんこんにちは!
株式会社Libero、更新担当の中西です。
1. 消火設備の役割と選定
建物の用途・規模・防火区画・収容人数・火災危険度によって、屋内外消火栓・スプリンクラ・泡消火・水噴霧・不活性ガス等を選定します。大原則は初期消火の成功確率を最大化しつつ延焼と人命危険を最小化すること。意匠・構造・電気と連動し、避難計画と消防活動空地まで含めて一体設計します。
2. 屋内消火栓:水量・圧力・操作性
• 放水量/圧力:標準は毎分130L級×2口同時など用途に応じ規定。ポンプ曲線で最悪点を満たすよう選定。
• 配管:主管は鋼管、耐食は亜鉛めっきや内面ライニング。デッドエンドを避け、末端に試験弁。
• 消火栓箱:ホース長・ノズル・バルブの点検高さ(床上800〜1200mm目安)と開口動線を確保。
• 起動:自動起動/圧力開閉器、起動信号は消防受信機と連動。停電時は非常電源で確保。
3. スプリンクラ:設計の勘所 ️
• 危険度区分(軽・中・高):散水密度と設置間隔が変わる。天井障害物と梁下の影に注意。
• ヘッド選定:ペンダント/アップライト/サイドウォール/ESFR等。感度(RTI)やKファクターを設計条件に適合。
• 水源:受水槽/高置水槽/ポンプ直結。Jockeyポンプで常時圧力維持し、起動遅れを防ぐ。
• 配管方式:湿式・乾式・予作動(プリアクション)を環境・誤放水リスクで選択。寒冷・冷蔵倉庫は乾式や加温。
• 水力計算:最不利ヘッド群で散水密度×作動面積が出るよう、配管径とポンプ揚程を決定。
4. 連結送水管:消防隊のための設備
• 屋外送水口は道路際で視認性良好・車両接近可の位置に。逆流防止と閉鎖弁配置。
• 立て管は防火区画を意識し、耐火被覆・地震ブレースを適用。最上階放水口圧を確保。
5. ポンプ・電源・制御 ⚙️
• 主ポンプ(電動/ディーゼル)+予備+Jockeyの構成が基本。N+1冗長で信頼性UP。
• 起動条件(圧力低下・手動・受信機連動)を二重化。逆転防止、ウォータハンマー対策も。
• 非常電源:自家発/蓄電池。切替盤のフェイルセーフと運転試験のルーチン化。
6. 凍結・腐食・スケール対策 ❄️
• 立管や屋外配管は保温・電熱、ドレン抜き、乾式で対応。腐食は内面ライニングや防食亜鉛。
• スタグナント(滞留)による劣化を防ぐため、定期試運転放水で水入替え。
7. 施工要領・試験・引渡し
• 耐圧/機能試験:設計圧で保持、漏れ・圧降下を確認。スプリンクラは水圧・空圧試験の手順を守る。
• 放水試験:最不利ヘッドで散水状況と圧力・流量を記録。検査成績書・写真で納品。
• 表示:流向・系統色・ヘッド番号・弁名板・操作手順を誰が見ても分かる配置に。️
8. 耐震・避難・建築との取り合い ⚠️
• 層間変位を見込みブレース・スイベルで吸収。二次部材落下リスクをゼロへ。
• 避難動線とヘッド配置の干渉を避け、天井落下時の作動性も検討。
9. よくあるトラブルと予防
• ヘッド周りの障害物→家具・看板・照明で散水影。レイアウト変更時の審査を運用ルール化。
• ポンプ逆回転→電源相違や接続ミス。矢印表示と試運転チェックで防止。
• 誤放水→プリアクションの配線・感知器設定ミス。インタロック試験を工程に組込む。
10. チェックリスト ✅
• 危険度区分・散水密度・作動面積
• 水力計算・配管径・ポンプ選定
• 水源(受水/高置/直結)・非常電源
• 連結送水口の位置・標識・逆止
• 乾式/湿式/予作動の環境適合
• 試験記録・操作表示・教育計画
まとめ ✍️
消火設備は最後の砦。水力計算×施工品質×運用訓練の三位一体で“作動して守る”設備を作り込みましょう。️
株式会社Liberoでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用で最も大切にしているのは「誠実さ」と「チャレンジ精神」です。
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皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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皆さんこんにちは!
株式会社Libero、更新担当の中西です。
1. 排水の基本哲学:重力・勾配・空気の三位一体
排水は重力流が基本。勾配で運び、通気で水封を守り、清掃性で維持する。たったこれだけですが、現場トラブルの多くが勾配不足と通気不良に起因します。配管径や器具排水量の計算も重要ですが、まずは“空気が入る道”を途切れさせない設計が王道です。
2. 勾配・径・流速の目安
• 一般雑排水は1/100〜1/50を確保。長距離は堆積を避けるため径の見直しや掃除口増設。
• 立て管は胴突きや曲がり連続を避け、45°ベンドやY分岐でスムーズに。
• ドレンは結露対策の断熱もセット。勾配不足があれば補助ポンプを検討。
3. 通気方式の使い分け
• 個別通気:器具ごとに通気。確実だが配管量が増える。
• ループ通気/共用通気:器具群をまとめて通気。天井懐や機械室のスペース配分で選択。
• 伸頂通気:立て管上部から大気へ。風圧・雨水侵入に配慮。※地域の法規・指針に従うこと。
4. トラップと水封:においの番人
• 器具トラップは水封深さを確保。サイホン切れや自動サイホンを通気で防ぐ。
• 長期未使用区画は封水蒸発に注意。封水保持剤や自動給水弁を配置。
• 床排水は防水層と一体で納め、臭気止めと掃除口を両立。
5. 区画・防火・防水
• 貫通部の防火措置は設計段階で選定(認定工法)。配管スリーブの径余裕と防水立上りを確保。
• 厨房・油脂はグリーストラップや阻集器で設備保護。清掃動線を最短に。
6. 騒音・振動:静かな排水を設計する
• たて管の遮音は質量+吸音の複合で。支持部はゴムライナーで固体伝搬を遮断。
• 高低差や曲がり直後の衝撃音は通気改善と立て管径の見直しで抑制。
7. 試験・洗浄・維持管理
• 通水試験で勾配と滞留を確認。スモークやカメラで漏気・滞留を可視化。
• 掃除口は曲がり手前に配置し、点検口とセットでメンテ性を確保。
• 清掃計画(月次/年次)と緊急時の逆流対策(逆止弁・止水板)をO&Mに明記。
8. よくあるトラブルと対策
• ゴボゴボ音→通気不足。個別通気追加や立て管の連通。
• 臭気→トラップ乾き・油脂堆積。封水管理と定期清掃。
• 天井漏水→結露・勾配不足・貫通部防水不良。断熱補修と防水納まり是正。
9. 図面と現場の“すり合わせ” ✅
• 勾配矢印とレベルを図面に明記。掃除口・点検口の位置は意匠と協議。
• 天井懐の梁下・ダクト・ラックと干渉チェック。配管は最下段を避け、点検動線を死守。• 防水・防火の納まり図を先行承認し、写真で証跡化。
10. まとめ ✍️
排水・通気はにおい・音・漏水の三大クレームを左右します。勾配・通気・清掃性の三本柱を徹底し、静かで清潔な建物を実現しましょう。次回は消火設備に進みます。✨
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